『おまもりひまり』TVアニメの放送も開始!原作第6巻発売記念・的良みらん先生サイン会レポート!先生・野水伊織さん・本多真梨子さんからのコメントもご紹介!!

的良みらん先生サイン会某日某所、2010年より放送を開始したTVアニメ『おまもりひまり』の原作コミック第6巻の発売を記念して行われた、的良みらん先生のサイン会。
スタッフの呼び込みによって登場した的良みらん先生。だがしかし・・・
登場してきたのはふたりの女の子。しかも「本日は私たちのサイン会に来てくださってありがとうございます。」とか言ってます。なにやら二人は原案担当の的良さんと、作画担当のみらんさんらしく、「エロいの楽しいよね」とか楽しそうにお喋りしてます。
へぇ~、的良みらん先生って女性二人組の作家さんだったんだ・・・

まあ、そんなこんなの小芝居で幕を開けたサイン会。最初に登場したのは、この日のサイン会をお手伝いする九崎凛子役の野水伊織さんと座敷童子の加耶役・本多真梨子さん。 
九崎凛子役の野水伊織さん 加耶役・本多真梨子さん" 九崎凛子役の野水伊織さんと座敷童子の加耶役・本多真梨子さん

二人の呼び込みで登場した“本物”の的良先生は「ご来場ありがとうございます。2010年になって、無事アニメも放映開始となりました。今年1年頑張っていきますのでよろしくお願いします。それでは、サイン会始めるよ!スタート!!」と挨拶して早速サイン会を開始するのだが、いきなりファンの方の名前と同様に“的良みらん様”と書いてしまうハプニングで会場を笑わせていた。
的良みらん先生登場 先生サイン中
先生サイン中 お渡し中

また先生がサインをしている間、野水さんと本多さんはサインを待つファンを退屈させないためにひたすらトークを展開(1部と2部で2時間以上のフリートーク)。ファンからの質問に答えたり、キャラクター即席人気投票を行ったりとお客さんとコミュニケーションをとりつつ、時たま先生に話を振り、それに乗っかる先生とのやりとりで会場が笑いに包まれるなど、終始アットホームなサイン会となった。
エア・マイクでトークをお届け 仲良し 仲良し2 

(・x・) 先生サイン中 おー! 

サイン会終了後にはサイン会の感想と、1月より始まったTVアニメについての感想などをお聞きしました!
サイン会いかがでしたか
的良先生

取材中今回はお二人がいてくれたおかげで、待っている方も退屈しなかったのではないかと思います。普通だとサインをしている姿を見られ続けプレッシャーを感じることもあるのですが、今回はお二人のトークで惹きつけてくれていたので、サインをしている方にだけ注目していれば良かったのでやり易かったです。

野水さん
こういったサインをやらせていただくのは2度目だったのですが、作品が変わって雰囲気も違いました。
「お客さんどんな方だろう?」と思ったら、最初に私と真梨子ちゃんがコントっぽく登場した時も温かい拍手で迎えてくださって、本をお渡しする際にも「頑張ってください」と声をかけて下さって、先生のファンは本当に温かい方たちだなと思いました。
楽しくて一生懸命サインをしている的良先生にも色々と絡んでしまい、騒がしくしてしまったのですが、来てくださった方に楽しんでいただけていたら幸いです。

本多さん
今回シークレットという形で、伊織ちゃんと出させていただくことになったのですが、先生に久しぶりにお会いできるのも嬉しかったですし、本当なら苦笑となるところを、私たちの話で笑ってくださって本当に嬉しかったです。加耶ちゃん役として皆さんの前に立てたことが凄く嬉しかったです。先生のサポートができたかな?
的良先生
できました。
本多さん
やった!できたと言われたので、良かったです。反省会をして次回は心が折れない・・・
的良先生
折れたの?
本多さん
折れないトーク力をつけます(笑)。

印象に残ったお客様はいらっしゃいましたか?
的良先生

今回も色々とお土産をいただいて恐縮でした。結構な人数で「前回も来ました」という方がいらっしゃって、初めての方も「アニメ見てます」「今日から始まるので見ます」という温かい人達ばかりで嬉しかったです。

野水さん
都内近郊だけじゃなくて、私も北海道出身なのですが、北海道の稚内という凄く北のほうから来てくださった人がいらっしゃって、ワールドワイドな人気なんだなと・・・
本多さん
ワールドワイドでいいのかな?日本なんだけど(笑)
野水さん
日本全国にファンがいらっしゃってびっくりしました。私たちが登場したときに「冷たくされたらどうしよう」という心配も吹き飛ぶくらい温かい方が多かったです。

本多さん
さすが先生のファン。先生だけでなく私たちにも「頑張ってください」とお声をかけてくださったのが印象的でした。だって「誰だよ?」って思うのが普通じゃないですか(笑)。
的良先生
お二人のファンもいらっしゃってね。「ブログ見てます」とか。こうやって『おまもりひまり』の温かさに触れられたことが嬉しかったです。

TVアニメの放送が開始されましたが、アニメをご覧になっていかがでしたか?
的良先生

自分の作品を多くの人に動かしていただいて、声もバッチリ入れて頂いて、自分の作品を改めて客観的見せられている感じがしてちょっとした気恥しさはありました。
我が子の晴れ姿を見る感じで、見たいんだけど恥ずかしくて目を背けたくなるような、でも見なくちゃという葛藤がありました。でもこんなに凄い作品にしていただけて本当にありがたいと思っています。感謝しています。

野水さん
絵が早い段階で出来上がっていて、早くからアフレコをさせていただいたのですけども、凛子ちゃんのキャラを掴んだと思ったら、どんどんギャグに走るところも出てきて(笑)、ギャグと普段の格好良い凛子ちゃんのギャップに気を付けながらアフレコをしていました。

本多さん
第1話は本役の加耶では出ていなかったのですが、一言だけセリフがあって、その一言が凄く緊張しました。実は一言って一番緊張するというか「私はこの一言のセリフのために仕事をしに来たんだ」と思って、念を込めてセリフを言ったところ、念を込めすぎになってしまいました(笑)。1話は『おまもりひまり』という作品を改めてアニメで理解できた回だったなと思います。
的良先生
名前がないだけで、ちゃんとキャラクターなんです。あの子にも人生があるので、念の込めすぎということはないです。
本多さん
そうですか、良かったです!先生がフォローしてくれます(笑)。

動く自分の作品をご覧になっていかがでしたか?
的良先生

まあ、よく動くなと思いました。自分が描いているのは漫画なので、頭の中では動かしているんですけど、実際に絵にしてみれば止め絵で、動きはない訳ですよね。自分の頭の中でどれだけ動かしても読んでいる人には止まっている絵ですから、それをニュルニュル動かしていただいて(笑)
本多さん
それは触手のことですか?
的良先生
いやいや(笑)、キャラクターが。オープニンの凛子が鞄を振り回すところは凄いアクションで、それだけでも感動しました。緋鞠もぶんぶん刀を振り回しますし、本当に凄いという一言につきます。

『おまもりひまり』の魅力は?
野水さん

女の子たちがいっぱい出てきて、お色気部分に目が行きがちなんですけども、しっかりとバトルや鬼斬り役の優人の心情など、シリアスな部分も描かれていて、そのギャップが楽しめる作品だと思います。

本多さん
私的にはこの作品は“守る”という言葉が多いなと思っていて、加耶ちゃんは緋鞠を守りたいと思っているし、緋鞠は優人を守りたいと思っていて、凛子も優人を守りたいと思っている。それぞれがそれぞれの守りたいもののために戦っているお話なんだなと感じました。

今後どんなシーンが見てみたいですか?
的良先生

キャラクター同士の掛け合いとか、心の触れ合い・繋がり合いが画面から滲みでて欲しいなとは思っています。

野水さん
私としては凛子ちゃんと優人くんが上手くいくような、優人くんが凛子に振り向いてくれるようなシーンが原作でもアニメでもあったら良いなと思います(笑)。
的良先生
アレは本当に鈍いから・・・(笑)

本多さん
とにかく加耶ちゃんと緋鞠が上手くいくみたいな(笑)
的良先生
それはないんじゃないかなぁ(笑)
本多さん
上手くいくまでは難しいと思うんですよ、優人くんという大きな壁があるので。
的良先生
どちらかというと、加耶と優人がお互いを認めるという方がどちらかと言えばあり得るじゃないかな?
本多さん
あれ?そっちでも良いかな(笑)でも、そうしたら恋愛対象になっちゃうから・・・
野水さん
は?嫁が増える!ダメ!!

第6話から登場する“くえす”と緋鞠の戦いをご覧になっていかがでしたか?
的良先生

くえすは原作でも満を持しての登場という感じのキャラだったので映像になったときに、どんな感じになるのかと思ったら、動きすぎてましたね(笑)。松岡由貴さんが結構感情を込めて、Sっ気を込めて演じてくださったので、かなり見応えはあると思います。

野水さん
くえす様が登場して・・・って様って付いちゃうんですよね(笑)緋鞠が苦戦するというなかなかないシーンなので、女のプライドのぶつかり合いというか、戦いだけじゃなくて気持ち的なぶつかり合いでは心情が凄く出ていて格好良いと思います。

本多さん
今までののほほんとしていた空気が、くえす様が登場することによって一変するというか、登場したことで「第2章開始!」みたいなインパクトがあって、くえす様は登場シーンだけですべてを変えていく近があらせられる(笑)。本当に凄いです。

それではファンの皆様へメッセージをお願いします。
的良先生

原作はまだ終わっていないのですが、アニメはアニメなりの結末を迎える訳ですから、アニメと原作が別々に楽しめるということで、期待していただきたいと思っています。よろしくお願いします。

野水さん
まだアニメは始まったばかりで私たちもアフレコをしている最中なのですが、これからも凛子としてギャグもシリアスも頑張っていきます。お色気はあまりないかもしれないですけど、凛子ファンの方にもそうでない人にもたくさんの人に見てもらいたいと思います。よろしくお願いします。

本多さん
加耶ちゃんはまるで色気がないのですが、『おまもりひまり』の温かい“守る”という気持ちが作品全体として伝わると良いなと思っています。緋鞠が大好きな加耶ちゃんを頑張りますのでよろしくお願いします。

ありがとうございました。

サインに会後に行われた取材でのフォトセッションの模様
フォトセッション中 フォトセッション中

真剣(じゃないけど)白刃取り いろりんバージョン 真剣(じゃないけど)白刃取り まりもバージョン

フォトセッション中 フォトセッション中 フォトセッション中

フォトセッション中 フォトセッション中 


<おまけしょっと>
キャプションでお楽しみください。
開演前 開演前 開演前 

こっ、これは!サイン会で全く触れられなかった貴重な先生のサイン入タペストリー!せっかくだから記念写真でぱちり 綺麗なお花だね じゃーん!

あれ?先生、もうサイン会は終わりましたが・・・ おや?凛子が描かれていますね・・・ 頑張ってくれたいおりんに進呈!

凛子ちゃんのイラスト入りサインを頂いちゃいました! いいな・・・いおりんだけいいな・・・(涙) おやおや?あのイラストはひょっとして・・・ 

えへへ、私ももらっちゃった! せっかくなので二人揃ってぱちり。先生ありがとう!!

(C)2009的良みらん/富士見書房/おまひま製作委員会



<リンク>
おまもりひまり アニメ公式サイト: news
富士見書房
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