999秒の物語。銀河鉄道999鉄郎・メーテルの新たなる旅の舞台は鹿児島県!『銀河鉄道999 ダイヤモンドリングの彼方へ』アフレコレポート

写真)左から肝付兼太さん、池田昌子さん、野沢雅子さん、足立梨花さん1977年『少年キング』で連載を開始して以来、社会現象をも巻き起こした『銀河鉄道999』。その『銀河鉄道999』が今年劇場版第1作公開から30年迎えるのを記念してさまざまな企画が進行している。そのひとつとして、鹿児島県と財団法人日本宇宙少年団が、『宇宙・鉄道・夢』をテーマに、7月22日に皆既日食を迎えた鹿児島からはじまるオリジナルストーリー、イベント用アニメーション『銀河鉄道999ダイヤモンドリングの彼方へ』が製作されている。本作は999秒(16分39秒)で制作され、2009年9月9日に開催される『銀河鉄道999映画祭 in 鹿児島』での公開を皮切りに、様々な場所での上映を予定している。

今回は久しぶりに集まったという星野鉄郎役の野沢雅子さん、メーテル役の池田昌子さん、車掌役の肝付兼太さん、そして本作のオリジナルキャラクターを演じる足立梨花さんにアフレコ終了後にコメントをいただいたのでご紹介しよう!

久しぶりにキャラクターを演じてみていかがでしたか?
野沢雅子さん

久しぶりなんですけど、私の中では常に走っているので、久しぶりという感じではないんですよね。みんなの前に出られて嬉しいな、というのはありますが。

池田昌子さん
そうなんです。30年前というのが信じられなくて、ついこの間会ったなという気がして、自然と30年前と同じマイクの前に立つんですよ(笑)。だから、そんなに久しぶりという気がしません。久しぶりに会えて嬉しいんですけど、その久しぶりが30年というのが嘘みたいで、みんな変わっていないですし、ついこの間のような気がしました。

肝付兼太さん
30年ぶりといっても1回も会わなかった訳ではなくて、いろいろな仕事でお会いすることはあったんです。僕は郷里が鹿児島なもので、999が鹿児島に停車するということで嬉しくてとてもワクワクしています。

初めてのアフレコはいかがでしたか?
足立さん

初めてですごく緊張して、関西訛り(三重県出身)が出てしまい何回もやり直しして、皆さんにご迷惑をかけてしまいました。
一同
大丈夫、そんなのは。全然平気
足立さん
とても楽しかったです。

30年ぶりに揃ってアフレコをしてみていかがでしたか?
野沢さん

一瞬にして当時に戻りましたね。
池田さん
不思議よね
肝付さん
座る席も同じで。
野沢さん
マイクも同じ位置に立つんですよ。30年の時が流れているなんて全然感じないですよね。
池田さん
でも、その時に産まれた人が今は30歳なので、えっ!っていう感じはしますよね。あらためて30年と言われると凄いと思うけど、私たちの中では時は流れていない感じです(笑)
野沢さん
私たち宇宙にいるから、止まってるんですよ(笑)。
肝付さん
今日の収録でも周りに若い人が何人もいらっしゃったのですが、僕らが始めたころはまだ誰も産まれていないということで、何か非常に悲しいものが(一同笑)

本作の見どころは?
肝付さん

見どころはやっぱり999ですよ。
池田さん
音楽まで聴こえてきそうでしたね。
野沢さん
観衆が「えっ、何の音?」って言うんですよ。それから999が小さく見えて、そこからどんどん近づいてくるのがドキドキしました。

足立さんと共演されてみていかがでしたか?
池田さん

フレッシュですよね
野沢さん
可愛い
肝付さん
背が高くてお顔が小さくて後ろから見ても前から見ても楽しめます(一同笑)
足立さん
ありがとうございます(笑)

共演されてみていかがでしたか?
足立さん

アニメを見て聴いていた声だったので「すごい!」と思いました。今となりにいるのもドキドキしています。

足立さんの役どころについてお聞かせください。
足立さん

宇宙飛行士の夢を持っているお兄ちゃんの翔が、途中でくじけてしまうのですが、妹としてそれを応援していきます。私は成長して大人になった妹を演じました。

宇宙関連のお仕事が続いている足立さんですが、宇宙に関して何か興味はありますか?
足立さん

宇宙関連の仕事を最近させていただくようになってから、宇宙に興味を持つようになって疑問も沸いてきたのでいろいろ調べてみようかなと思いました。

これからイベントも目白押しですけどもやってみたいことは?
野沢さん

それは、やっぱり走らせてみたいですよね。鹿児島から出発してまた改めて宇宙を旅して、いろいろな星に行ってみたいですよね。

ありがとうございました。

写真)左から肝付兼太さん、池田昌子さん、野沢雅子さん、足立梨花さん

<ストーリー>
2009年7月22日。皆既日食を迎えた鹿児島に、999が到着した。
宇宙飛行士を夢みる少年・翔に鉄郎は999のパスを渡し、言った。
「これを使えるかどうか、それは君次第だ。」
そして2035年。日本では26年ぶりの皆既日食を迎えるこの年、翔は・・・。

<キャスト>
星野鉄郎:野沢雅子
メーテル:池田昌子
車掌:肝付兼太
ほか予定

<スタッフ>
原作:松本零士
脚本:成田良美
監督:石黒育
アニメーション制作:東映アニメーション
企画:鹿児島県・観光かごしま大キャンペーン推進協議会
財団法人日本宇宙少年団


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※本商品の5.1ch サラウンドは、現存する音源をもとに、一部擬似5.1ch化したものです。
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発売元:東映アニメーション・東映ビデオ
販売元:東映
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(C)松本零士・東映アニメーション

<リンク>
東映ビデオ|「銀河鉄道999 ダイヤモンドリングの彼方へ」