ELISA First Live 2009「feel the pulsation」 オフィシャルライブレポートが到着!

4月より放送をスタートした『ハヤテのごとく!!』第2期のオープニングテーマ『Wonder Wind』を歌うELISAさんが3月に初のワンマンライブELISA First Live 2009「feel the pulsation」を行い大成功を収めた。今回そのライブのオフィシャルレポートが到着したのでご紹介しよう。

また『とれたて!ほびーちゃんねる』様でデビューアルバムをリリースしたELISAさんへのインタビューをさせていただきましたのでこちらもぜひチェックしてみてくださいね♪
1月21日に1stアルバム『white pulsation』をリリースしたELISAさんに色々聞いちゃいました!!

 2007年10月に「euphoric field」でデビューを飾って以来、いまかいまかと待たれていたELISAのファースト・ワンマン・ライヴ。その記念すべき舞台に選ばれた原宿アストロホールのフロアにはたった1日の歴史を目撃すべく数多くのファンが詰め掛けた。

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 そして会場が暗転、アルバム『white pulsation』のオープニングを飾るインスト「Prologue」の荘厳なサウンドをBGMに、ステージへバンド・メンバーが続々と登場。そして最後に、白いドレスに身を包んだELISAが現れると、会場は割れんばかりの歓声で包まれる。そしてマイクを前にELISAが最初に口にしたのは、「ENDLESS ANTHOLOGY」の冒頭フレーズ。初っ端からいきなりのドラマティックなキラー・チューンだ。バンド陣が奏でるアグレッシヴな爆音を前に、さてELISAはどんな声を聴かせるのか――このライヴ最大のポイントが早くも訪れたのだが、結論から言うと期待を大きく上回るパフォーマンスだった。これまでCDで聴かれた美しく儚げで、それでいて芯の通った力強いヴォーカルはCD以上に扇情的で、バンドのぶ厚い演奏にまったく埋もれることなく調和している。そしてステージ中央に立つ彼女の表情はどこまでも凛々しく、ギュウギュウに詰まったフロアの奥を見つめるその姿は神々しくすらあった。

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写真 ……と、早くもクライマックスが訪れたかのような熱狂に包まれた会場。まだまだこれからとばかりに、すぐさま名曲「ebullient future」が早くも放たれる。この立て続けのアンセム投下にどよめきつつも、オーディエンスはすぐさま「オイ! オイ!」と拳を突き上げ応戦だ。そして、たった2曲で会場全体を掌握したまま最初のMCへ。「初めまして……すごい!」と、会場の熱気に驚きつつも彼女の声には落ち着きが感じられた。しつこいようだが、この日が初のワンマンなのだ。「今日は私の鼓動を感じてください!」という宣言とともに、爽快なナンバー「Pray」へ。その後も神秘的な「Shining Wind」、ロッキンな「Story」とアッパーな楽曲が続く。このあたりでELISA自身もほぐれてきたかのようにステージでの動きも活発になっていく。

 

写真「自分がデビューしていたときから温めていた曲」という彼女の紹介から披露されたのはこの日初のバラードとなる「Heaven’s Sky」。ピアノ、アコギを中心とした優しいサウンドにELISAの声がピッタリと合う、まるで冬枯れの街路樹を歩くような淡い情感が素晴らしい一曲だ。そしてヘヴィーなミディアム「時の迷宮」では無機質な歌唱でムードを演出し、「雪花幻想曲」では伸びやかな美声を轟かせ、その巧みなヴォーカル・コントロールを存分に発揮していく。

 その後 彼女がいったん退場、バンド陣によるインスト・コーナーを経て、今度は黒いドレス姿のELISAが再登場して後半戦がスタート。幻想的な「BUTTERFLY ~眠れぬ夜の蝶々~」、レトロ・ジャズ風な「Liar night」と、ELISAの魅力をさまざまな角度で披露していく。そして、「あと17日でハタチになるんですよ」というMCからいよいよ「ELISAが生まれた曲」である「euphoric field」へ。「盛り上がっていっちゃおう!」というELISAの宣言とともに会場の熱は最高潮に達する。グイグイくるサウンドを背後に熱っぽく歌い上げ、最後は日本語ヴァージョンの一節を歌うライヴ・オリジナルで締めてみせた。続く「鵬翼のプロフェシア」でもその声量は衰えることなく、最後に美しいバラード「HIKARI」でしっとりと本編は終了した。

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 そして、すぐさま観客のアンコールを催促する声援に引っ張られるなか、ELISAがひとりでステージに登場。その前にはキーボードが運ばれる。緊張した面持ちのなか披露されたのはなんとピアノの弾き語り。「euphoric field」のピアノ・インストを軽やかに演奏したあと、今度は「ebullient future」をピアノとヴォーカルでしっとりと歌い上げる。装飾を取り払ったシンプルなサウンドのなか響く歌声はオリジナルよりも優しく、そして鮮やかに耳へ届いていく。まさにこの場でしか聴けない感動的なパフォーマンスだ。あまりにプレミアムなパフォーマンスに観客が我を忘れて立ちすくむなか、続いてアニメ『ハヤテのごとく!!』のOP曲に抜擢された待望の新曲「Wonder Wind」が披露される。これまでのELISAとは違う、カラフルなシンセをはじめとしたロッキンなバンド・サウンドが印象的な一曲だ。そこでの彼女はこれまで以上に躍動感溢れる歌声を響かせる。また彼女の新たなポップ・センスが発見された楽曲といえよう。

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写真「本当に最高でした!」と、彼女が笑顔のままステージを退場したあとも鳴り止まない会場の大「ELISA」コール。そして、みたびステージに舞い戻ってダブル・アンコールへ……と、ここでELISAがホスト役を務めるインターネット番組「ELISAの教えて! アニメ先生」で共演するCHIKA教授による突然のバースデイ・サプライズが。ここまで毅然としていたELISAだけに思わず見せた感涙がなんとも印象的だった。なんとも温かなムード滋養にしたかのように、本当の本当に最後の一曲「ミカエルは眠る ~dans le coeur~」をエモーショナルに歌い、感動的なステージはいよいよ幕を閉じたのだった。

 かつて彼女は自身のイメージ・カラーといえる“白”について、「何色にも染まれる」と語っていた。その言葉を裏づけるかのように耳で、そして目でさまざまな色のELISAを見せてくれたこの日。神秘的に、だけどときどき無邪気で、そのどれもが魅力的だった。ファースト・ワンマンというにはあまりにも濃密な、そしてさまざまな発見に彩られたステージから、オーディエンスもさまざまな“ELISAの鼓動”を感じ取ったはずだ。


4th Single『Wonder Wind』
ジャケット
【発売日】5月20日
【収録曲】
1.Wonder Wind
作詞:六ツ見純代
作曲:田代智一
編曲:前口渉

2.凛々と
作詞:西田恵美
作曲・編曲:菊田大介(Element Garden)

3.Wonder Wind-Instrumental-
4.凛々と-Instrumental-

■【DVD付き初回限定盤】GNCA-0133/税込¥1,890(税抜¥1,800)
 「Wonder Wind」プロモーションビデオ収録DVD
■【通常盤】GNCA-0134/定価¥1,260(税抜¥1,200)

●描き下ろしイラストの差し替えジャケット帯付き
●封入特典は帯とは別絵柄の描き下ろしイラスト差し替えジャケット(通常盤は初回プレスのみ封入)

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ELISA OFFICIAL WEBSITE | TOP

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