6月8公開の劇場中編アニメーション『ハル』が女子限定イベントを開催!
|監督:牧原亮太郎×脚本:木皿泉×キャラクター原案:咲坂伊緒の異色タッグで注目される2013年6月8(土)公開の劇場中編アニメーション「ハル」が6月1日に女子限定イベントをポニーキャニオン 1Fイベント会場で開催した。当日は牧原亮太郎監督、寺西史プロデューサー、くるみ役の日笠陽子さんが本編のお祭りシーンをイメージした浴衣姿で登場し会場を華やかに飾った。
イベントではくるみ役の他にも主題歌『終わらない詩』を歌う日笠さんによる楽曲の紹介のほか、寺西プロデューサーからはスタッフについての話し、牧原監督からは女性に観てもらいたいポイントなどが語られた。また今回のイベントは女性限定ということで登壇できなかったハル役の細谷佳正さんからのビデオメッセージが上映され会場を沸かせた。
最後にサプライズとして日笠さん、牧原監督による『ハル』特製おたべのお渡し会も行われ、和やかな雰囲気のままトークイベントを締めくくった。以下に登壇者のコメントをご紹介!
■浴衣を着た感想は?
日笠さん
浴衣です!!くるみが本編でも浴衣を着ているので、オマージュしていただきました!! 実は髪飾りにボタンがついているんですよ!くるみちゃんのボタンです。 監督の浴衣姿が似合いすぎていて、びっくりしました(笑)
■女性に観てもらうポイントとして意識したところは?
牧原監督
自分は男なので想像するしかなかったですが、咲坂(伊緒)さんや清川(あさみ)さんの絵は参考になりました。 とくに清川(あさみ)さんのビジュアルはとても参考になって、ここに向かっていけばいいのだなと、思いながら作っていきました。
■公開まであと1週間となった今の気持ちは?
日笠さん
ハルの話を聞いてからあっと言う間に時間が経ちました。公開まで先だなと思っていたのに、今日で一年も半分が過ぎ去ってしまって本当に早いですね。 今日は女性限定イベントということで、たくさんの女性の方々に来ていただけて本当に嬉しいです。(お渡し会で)直接、皆さんからの感想がダイレクトにいただけたので本当に感動しましたです。こういったことが私たちの力になっているのだなと本当に思いました。もっともっとたくさんの方に観ていただけるのが楽しみです。
牧原監督
1年ぐらい作品を作っていてお客さんの顔が見れず不安でしたが、(お渡し会で)皆さんからの感想を直接聞いて本当に作ってよかったなと思いました。何度も見ていただき、お友達にもぜひおすすめ下さい。
寺西プロデューサー
本当にあっという間でした。オリジナルのアニメはどうやって作ればいいのか?というところから始まった作品で、 (脚本の木皿さん、キャラクター原案の咲坂先生など)通常アニメの仕事をしていない皆さんだと思うのですが、人が人を想うというところを描きたかった作品です。皆さんの感想に感無量で、本日はお越しいただきありがとうございました。
◎「ハル」公開直前★女子限定イベントについてアンケートコメント
・20代女性
今日は素敵なイベントに参加することができ、本当に幸せでした。大好きな日笠陽子さんにお会いできて、お土産までいただいてしまって…!本当に本当に素晴らしい、一生の思い出です。本編中も涙が止まらなくて、最後の歌でまた泣いて…もう涙のイベントでした。こんな素敵な作品に出会えてよかった!!ありがとうございました!
・10代女性
開場中から日笠さんの歌が流れていて泣きそうになって、上映中は切なくて、悲しくて、恋しくて泣いて。トークでは笑わせていただいて、お渡し会があって本当に良かったです。今、何気なく過ごしている日常がとても大切でかけがえのないものだと思える作品です!!みーんなに観てもらいたい!!!一緒に感動したいです!!
<ハルとは>
『アオハライド』『ストロボ・エッジ』で別冊マーガレット(集英社)にて年代問わず女子の絶大な支持を得る、漫画家・咲坂伊緒が描いた、ハルとくるみ。脚本は、『すいか』や『Q10』など、さわやかでありながらも深い人間像を描く、木皿泉。『四畳半神話大系』『ギルティクラウン』で各話絵コンテ、演出を務め、圧倒的なクオリティの映像を作り上げた牧原亮太郎を監督に迎え、プロダクション I.Gから2012年6月に独立した、WIT STUDIO (創業者の和田丈嗣と中武哲也はプロダクション I.G所属時に『君に届け』や『戦国BASARA』シリーズをプロデュース)が作り出す、初の劇場中編アニメーション作品です。 本作の世界観を表現する第1弾キービジュアルのアートディレクターには、写真に刺繍を施すという独特な手法を用いるアーティスト・清川あさみが参加しています。
<ストーリー>
「くるみに、生きていることを思い出させるために、ボクは人間になった」ハルとくるみの幸せな日常。 いつまでも続くと思っていた日々は、飛行機事故で突如終わりをつげた。けんか別れのまま、最愛のハルを失い、生きる力も失ってしまったくるみ。 彼女の笑顔をとりもどすため、ヒト型ロボットのQ01キューイチは、ハルそっくりのロボハルとしてくるみと暮らすことに。 ロボハルの頼りは、かつてくるみが願い事を書いた、ルービックキューブ。 色がそろうごとに溢れてくる、くるみの想いに応えるため、ロボハルが奮闘するも、くるみはかたくなに心を閉ざしたまま。ロボハルを作った荒波博士、そして京の街のひとたちに助けを借りながらも、ロボハルは、人について、そしてくるみについて知っていく。少しずつ打ち解けるロボハルとくるみだったが・・・。
『ハル』
6 月 8 日(土)ロードショー
CAST:細谷佳正 日笠陽子 宮野真守 辻親八 大木民夫
監督:牧原亮太郎
脚本:木皿泉 キャラクター原案:咲坂伊緒
アニメーションキャラクター・総作画監督:北田勝彦
小物設定・作画監督:長谷川ひとみ 作画監督:加藤寛祟・野崎あつこ・山本祐子
美術監督:竹田悠介 美術設定:塩澤良憲
色彩設計:藤田裕子 CGディレクター:西田映美子 影監督:田中宏侍 編集:肥田文
音響監督:はたしょう二 音楽:大島ミチル
主題歌:日笠陽子「終わらない詩」(ポニーキャニオン)
制作:WIT STUDIO
製作:ハル製作委員会
(C)2013 ハル製作委員会
<リンク>
劇場中編アニメーション『ハル』