石丸博也が初の舞台挨拶に登壇！『ライジング・ドラゴン』初日舞台挨拶

amustyle | 2013年4月17日 | MOVIE, 声優 | コメントはまだありません

ジャッキー・チェン最後のアクション超大作として公開前から話題となっている『ライジング・ドラゴン』が4月13日に公開日初日を迎え、TOHOシネマズ六本木にてジャッキーの吹き替えを30年以上にわたり務め、ライジング・ドラゴンではJC役を演じる石丸博也さんと、同じく吹き替えで参加をしているキャサリン役の魏涼子さん、ボニー役の本多真梨子さん、ケイティ役の堀川千華さん、そして日本の吹替研究の第一人者であり漫画家のとり・みきさんが舞台挨拶を行った。

観客の大きな拍手の中登壇した声優陣。石丸さんは「イエーイ！皆、劇場に足を運んでくれて嬉しいぜ！早く見たいだろ？ライジング・ドラゴン！とにかく凄いよ、空から地上からジャッキーのアクションが満載！やっぱりこれで彼は引退するね、と思った。でも絶対彼はまた作るって。サンキュー！謝謝！ジャッキー・石丸・チェンでした！」とテンションの高い挨拶で観客を喜ばせた。そしてこれまでのキャリアの中で舞台挨拶が今回が始めてという石丸さんは「もう、あがりっぱなしで、アテレコやっているほうがずっと良い、もう2度と来たくないね（会場笑）歳も歳だし（笑）」と会場を笑わせ、その舞台挨拶が始めての理由については「劇場で吹き替え版が上映されるのは最近だもんね。あと声優が舞台挨拶っていうのは昔は考えられなかったからね」とコメント。それについてとりさんも「昔はこの俳優にはこの声優というのが決まっていたのですが、最近はテレビ版と劇場版では違っていたりしてそういうものが薄れてきてます。そういった現状の中でジャッキーの声をあてている石丸さんは特異な例で、それだけ現場にもファンにも支持されている声なんです。もちろんジャッキー本人からもお墨付きですから。」と石丸さんの偉業を称えた。

そしてアフレコ現場での石丸さんについて「石丸さんはタオルを肩にかけて、ジャージ姿で気さくにスタジオに来られるのですが、マイクの前で一言声を発すると皆が知っているジャッキーの声で、スタジオがジャッキーアクションの空気になります。」と魏さんが収録の様子を紹介すると、石丸さんがスタジオでの収録の模様をおなじみの声とジャッキーアクションを交え実際に披露。その姿に大きな拍手が贈られた。さらに石丸さんはジャッキーの立ち回りが凄いので実際にジャッキーに会った際に「頼むからアクションシーンもっと短くならない？って聞いたらジャッキーはにこやかに頷いたけど短くはならなかったね（笑）」とエピソードを紹介した。