7月から放送開始の『大正野球娘。』のキャストの皆さんからコメントをいただきました!

キービジュアルトクマ・ノベルズedgeから発売されている神楽坂淳さんの大人気ライトノベル『大正野球娘。』が2009年7月よりテレビアニメーションとなって放送を開始する。『大正野球娘。』は大正時代という時代背景の中、少女達が“野球”に挑戦する奮闘ぶりを描く爽やかストーリー。
放送を前にメインキャストの皆さんより演じられるキャラクターの紹介や作品の見所についてコメントをいただいたのでご紹介しよう!


キャラクターのご紹介をお願いします。
鈴川小梅 役:伊藤かな恵さん

定食屋の娘で明るく元気な子です。キャッチャーをすることになります。

月映静 役:喜多村英梨さん
天邪鬼なところがあり、損をする役回りかな?という感じなんですけども、回りの人たちに対して優しさを見せる一面を持っていて、巴のことが大好きで気になってしょうがない、そんなキャラクターです。

宗谷雪 役:能登麻美子さん
雪はメンバーの中でも割と野球に詳しい子です。“にっこりと”というト書きが多く、穏やかだけども言うことは言うキャラクターです。

小笠原昌子 役:中原麻衣さん
晶子はメイドさんや運転手がいるようなお家に住んでいるお嬢様です。負けん気が強く今回野球をやろうと言い出したのも晶子です。ポジションはピッチャーです。

川島乃枝 役:植田佳奈さん
乃枝はチビッ子でメガネっ娘です。チームの中では参謀的な役割を果たしています。

月映巴 役:甲斐田裕子さん
スポーツ万能でちょっとボーイッシュなキャラです。回りの後輩から「キャーキャー」言われる人気の子なんですが、かなり天然でほのぼのとした凄く良い子だと思います。

桜見鏡子役:牧野由依さん
鏡子はまだ1年生ということで巴お姉さまと呼んでいて、その巴お姉さまのことが大好きで野球部に入った理由も「巴お姉さまのために死ぬ気で頑張ります」という不純な理由なんですが、彼女なりに頑張っている姿が可愛らしいので、その辺を見ていただきたいと思います。

アンナ・カートランド 役:新井里美さん
監督やってます。はつらつとしたアメリカ人教師です。時々英語の発音がよくわかりませんが・・・元気です(笑)

石垣環 役:広橋涼さん
環は不器用・ぶっきら棒でちょっと恥ずかしがり屋、野球のこともちょっと知っています。

尾張記子 役:藤村歩さん
新聞部の女の子で、同じ部の子たちを次々と引き抜かれ、しまいには自分も掛け持ちでやらされるんですが、結局大変なので野球部を抜けてしまう子です。しっかり者のはずなのに回りに巻き込まれて困ったことになるようなコミカル寄りの子なのかなと思って演じています。

菊坂胡蝶 役:後藤沙織里さん
胡蝶はもともと陸上部に所属していたんですが、野球部に自分の居場所を見出して最後に仲間入りした女の子です。おとなしくて生真面目、引っ込み思案な女の子です。

キャラクターや作品の見所をお聞かせください。
伊藤さん
“野球は男の子のスポーツ”という時代に、何も知らない女の子たちが力を合わせてゼロから野球をやっていく奮闘振りを見ていただきたいと思います。

喜多村さん
巴が野球の世界にのめり込んでいくのを世話焼き係としていつの間にか巻き込まれているんだか自分から巻き込まれに行ってるんだか、という所の静の生真面目さがコミカルに描写がれているのでその辺を注目していただきたいです。女性が大真面目にふんわり・やんわりとちょっとどこか抜けているんだけども一生懸命やっている様がほんわかする作品だと思いますのでお楽しみください。

能登さん
この時代に一生懸命野球というスポーツに取り組んでいて、色々な女の子達がそれぞれに野球に対する想いがある中でひとつの目標に進んでいくというところが面白いと思います。

中原さん
女の子はお嫁さんになって家事をして子育てをすれば良いんだ、という時代の中で頑張っている女の子たちを見て周りがどう変わっていくのか?というのも注目するポイントだと思います。個人的には許婚である岩崎さんとの関係が今後どうなるか楽しみです。

植田さん
乃枝的な見所はやはり頭脳プレーです。それぞれの特性を活かしてポジショニングを考えたり、一人足りないといったときに胡蝶ちゃんをスカウトに行ったりと運動が苦手な分頭脳で頑張っておりますので、その辺の戦略的なところを見ていただきたいと思います。

甲斐田さん
皆が野球を頑張る姿も面白いし、ほのぼのしていながら細かいギャグみたいな面白いところもあり、声を入れながら笑ってしまうシーンがあったりして、とても拘りがあって楽しい作品だと思います。巴は一人でかき回している感じもしますが、自分の思った道をまっすぐケラケラ笑いながらやっている姿を見て欲しいです。

牧野さん
“野球を知らない子たちが1から始めるとこうなるんだ”というのが1話2話でリアルに描かれていて、その頑張っている姿が可愛らしいなと思いました。鏡子的には画面の端をよく見ていただくと分かるんですが白目をむいてノビていることがこれまで収録してきて3回ぐらいありましたので今後も多々あるんじゃないかなと、そういうギャグ要素もありつつ画面の端々まで見ていただけると誰かが面白いことをやっているそんな作品だと思います。

新井さん
大正時代というのが凄く良い時代だなと思います。1回目の収録で納豆屋さんが出てきたんですが、それが凄く面白い納豆屋さんでした。納豆屋さんにしても小梅ちゃん家の洋食屋さんにしても、大正時代ってちょっとゆっくりな時間が流れていて人と人とのコミュニケーションの感じも良くて良い作品だなと思いました。アンナ先生的には皆を盛り上げて楽しくやっていこうという気持ちでやっています。

広橋さん
大正ってこんな感じだったんだな、とガヤをやりながら面白いなと感じました。ガヤでは今では聞いたことが無いような歌が色々出てくるんですけどその辺も楽しんでください。環的には結構苦労人だな、みたいな感じがします。色々なところで突っ込んでいたりするんですが、その突っ込みに意味があるのかな?と思えるようなところがあってそこも面白いと思います。

藤村さん
昔は今ほど女性に自由が無いというか「女性に野球なんて」みたいなことをあからさまに言われるような時代の中で若い女の子達が一生懸命「自分達はこうしたいんだ」という意思を感じて、それが余計に可愛らしさや女の子らしさを惹きたてているような気がしていて一視聴者の目線でも楽しめる作品だと思いながらやっています。記子的には記子が振り回されるコミカルさも見ていただきたいんですが、それによっていかに皆が頑張っているかを惹き立てることができたらと思っています。

後藤さん
胡蝶的には陸上部に所属していてタイムを伸ばすことが出来ず自信をなくしていたときに「野球部入りなよ」と必要とされて、野球をすることによって胡蝶や他の皆がどんな成長をしていくのか、自信をつけていくのかというのも見所のひとつだと思います。

写真

ありがとうございました。


<ストーリー>
時は対象十四年、洋食屋<すず川>の一人娘、小梅は東邦星華高等女学院に通う十四歳。良子の子女が通う学院で、仲良しの“お嬢"こと昌子が突然、「一緒に野球をしていただきたいの!」と。なんとなく頷いてしまった小梅だが、九人集まるのか、道具は何をどう使うのか、ルールはどんなものなのか、わからないことだらけで・・・。
世の中に「大正モダン」が生まれても、まだまだ男尊女子のこの時代、はたして小梅たちは、野球がまともにできるのか!?

<放送情報>
2009年7月、TBS・BS-TBSにて放送予定

<スタッフ>
原作:神楽坂淳(トクマ・ノベルズEdge)
キャラクター原案:こうたろ
監督・シリーズ構成:池端隆史
脚本:池端隆史、天河信彦、白石雅彦
キャラクターデザイン:神本兼利
プロップデザイン:辻野芳輝
美術監督:小林七郎
アニメーション制作:J.C.STAFF

<キャスト>
鈴川小梅:伊藤かな恵
小笠原晶子:中原麻衣
川島乃枝:植田佳奈
月映巴:甲斐田裕子
月映静:喜多村英梨
宗谷雪:能登麻美子
石垣環:広橋涼
桜見鏡子:牧野由依
菊坂胡蝶:後藤沙緒里
アンナ・カートランド:新井里美
尾張記子:藤村歩

<リンク>
TBSアニメーション・大正野球娘。公式ホームページ

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